双極性障害(躁うつ病)の症状・原因・治療
■ この病気について
双極性障害は、気分が高ぶる「躁状態」と、落ち込む「うつ状態」を繰り返す病気です。
躁とうつは性格ではなく、
脳の気分調整システムのバランスの乱れ によって起こります。
■ メカニズム
脳の前頭葉・扁桃体・視床下部などが関わり、「アクセル(躁)」と「ブレーキ(うつ)」の調整が難しくなります。
● 躁状態:
● うつ状態:
• 交感神経が強く働く
• ノルアドレナリン・ドーパミンが過剰になり活動が過度に上昇
• ノルアドレナリン・ドーパミンが過剰になり活動が過度に上昇
● うつ状態:
• 神経伝達物質が低下
• 気分・意欲が大きく落ち込む
• 気分・意欲が大きく落ち込む
■ 主な症状
● 躁状態
● うつ状態
• 寝なくても元気
• 話しすぎる
• 衝動的な行動(買い物・仕事の詰め込み)
• 無敵感
• 話しすぎる
• 衝動的な行動(買い物・仕事の詰め込み)
• 無敵感
● うつ状態
• 強い落ち込み
• 疲れやすい
• 集中できない
• 自分を責めやすい
• 疲れやすい
• 集中できない
• 自分を責めやすい
■ 当院の治療
• 気分安定薬
• 睡眠・生活リズムの調整
• 再発予防の教育
• カウンセリング
• 家族支援
治療法は 患者さんと相談しながら、安心できる形ですすめていきます。
• 睡眠・生活リズムの調整
• 再発予防の教育
• カウンセリング
• 家族支援


